CPM®は、オーナーや投資家に、
賃貸経営の現実と理想の間にある
気付きのトリガーを提供します。

私は、私自身が賃貸アパートの経営をする中で、家賃滞納や雨漏り、家賃交渉による物件価値の下落など、いろいろな問題を経験し、たくさんの失敗をしてきました。そうした失敗が何が原因で起こっているのか、具体的な数値や理論で理解ができたのが、CPM®の不動産投資理論とメンテナンス理論でした。

また、現在の日本の事業用不動産売買では、満室想定家賃収入と築年数によって、物件査定が行われ、「運営経費」がほとんど考慮されません。例えばエレベーターや貯水槽などの共用設備の有無や家賃の値下げによっても、実際の営業純利益は変わってしまいます。

それによって、今まで、長年にわたり十分にメンテナンスをして、大切に管理してきた物件が、他の物件と同じように、築年と表面利回りだけで安く査定されてしまいます。

また、その逆で、買い手が運営費用を十分理解せずに購入してしまい、厳しい賃貸経営をしいられているケースもあります。

そうした、賃貸アパート経営や売買の課題に対して、経験と理論による改善提案をし、オーナーの目的を達成、不動産価値の最大化をもたらすことがCPM®のミッションです。

CPM®とは

賃貸経営の改善には、物件の価値を高めることが重要です。物件の価値を高めるには、物件の現状と将来の見通しを正確に把握し、オーナーや投資家の目標に沿った経営計画を立てることが必要です。

しかし、そのためには、賃貸経営に関する幅広い知識や技能が求められます。そこで、CPM®(米国公認不動産経営管理士)の資格が役立ちます。CPM®は、賃貸経営管理の世界的な権威であり、高い倫理観と高度な専門性を備えたプロフェッショナルです。CPM®は、物件の価値を上げるための最適な方法を提案します。

CPM®についてもっと知りたい方は、こちらをご覧ください。

CPM®を取得するためには、様々な科目を学びます。

【ETH800】プロパティマネージャーのための倫理

CPM®の根幹をなす「倫理」。倫理をビジネス戦略の基本とすることの大切さを学びます。
 

【FIN402】プロパティマネージャーのための金融計算と戦略

単年度ベースの投資分析や指標を学びます。不動産投資の状況を測るために必要なスキルを身に付けます。
 

【MNT402】不動産のメンテナンスとリスクマネジメント

費用対効果の高い建物保守と、リスク管理の計画、実行、管理の方法を学びます。
 

【HRS402】プロパティマネージャーに必要とされる人材管理

優秀な人材を雇い、教育し、保持するステップや、リーダーシップを学びます。
 

【MKL405】プロパティマネージャーのためのマーケティングとリーシング

家賃設定の方法、リーシングの戦略とテクニック、入居保持の方法を学びます。
 

【ASM603】不動産資産の融資と評価方法

「FIN402」を基礎に、不動産価値を求める資本化率の計算方法などをより深く学びます。
 

【ASM604】不動産資産の実績評価

FIN・ASMの学びをベースに、貨幣の時間的価値を考慮した、複数年度での評価方法を習得します。
 

【ASM605】不動産資産の実績評価ー上級応用

各授業で学んだことを用いて、オーナーにとって最適な改善プランの提案方法を学びます。
 

【CPM001】検定試験

各授業での学びを、択一試験にて、確認します。(オンライン試験)
 

【MPSA】マネジメントプランの書き方と使い方

与えられた膨大な物件情報・管理運営状況・市場データをもとに、各授業で学んだ内容を使って、オーナーの目標を達成するための改善提案レポートを実際に作成します。
 

CPM®取得のための最終試験

与えられた物件情報・管理運営状況・市場データをもとに、オーナーの目標を達成する改善提案レポート作成に必要な100の設問に、選択式または数字入力式で回答していきます。(オンライン試験)
 

CPM®資格取得に必要な5つの要件

❶賃貸実務経験3年以上

管理対象物件数戸数面積
居住系の場合1ヶ所300戸以上
2〜4カ所合計200戸以上
5ヶ所以上合計100戸以上
商業系の場合1ヶ所12万平方フィート以上
(11.163平方メートル)
2ヶ所以上合計8万平方フィート以上
(7.442平方メートル)
工業系の場合1ヶ所12万平方フィート以上
(11.163平方メートル)

 

❷IREMJapanへの入会

IREM(Institute of Real Estate Management)は米国シカゴに本部をおくプロパティマネジメント(不動産経営管理)の専門家が集まる国際的な団体です。
米国で起きた金融大恐慌の影響が残る中、プロパティマネジメントにおける倫理規定の創設を中心に、プロパティマネージャー(不動産経営管理士)として必要なスキルを提供をすることを目的に1933年に設立されました。IREMJapanはIREMの日本支部です。
 

❸倫理授業の受講

倫理(ETH800)を受講する。CPM®において倫理は特別な意味を持っています。CPM®候補生(キャンディデート)としての申請書を提出する為には、倫理(ETH800)の受講は必須となります。
 

❹申請書の提出

CPM®候補生(キャンディデート)としての申請書を提出します。必要な管理経験や経歴を申告するものです。
 

❺教育・試験

1.試験を受験し合格する

公式セミナーのすべての科目の最後に試験があり、合格する必要があります。

2.CPM®検定試験に合格する

CPM®必須科目をすべて受講し、試験に合格した場合に受験が可能です。

3.MPSA試験を受験し合格する

倫理・CPM®検定試験に合格した後、最終試験としてMPSAを受験し合格する必要があります。
 

(IREMJapan:HPより引用)

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